愛知県弁護士会所属 弁護士 服部一将 かにえ法律事務所

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弁護士ブログ

離婚

3月 04 2015

三船美佳さん×高橋ジョージさんの離婚訴訟

 三船美佳さんと高橋ジョージさんの離婚訴訟の第1回口頭弁論期日が昨日開かれたようです。

 

 そのことを伝えるネットニュースの記事に,「原告の三船さんは仕事のため出廷しなかったが,被告の高橋さんは出廷した」というものがありました。

 

 う~ん,離婚調停は代理人弁護士だけでなく当事者ご本人も出席するのが原則なのですが,離婚訴訟は,通常,代理人弁護士だけが出席します。

 

 何回か期日を重ねて,和解の可能性が出てきたり,争点が煮詰まってきたりした際にご本人が出廷することはあるのですが,第1回は,ほとんどの場合,弁護士だけです。

 

 弁護士を依頼していない方は別ですが,離婚訴訟の第1回期日にご本人が出席されている例を私は一度も見たことはありません。

 

 私自身も,依頼者の方に「来る必要はないですよ」と言っています。

 

 どうしてかと言うと,第1回期日というのは,次回までにどちらがどういう準備をするか,どういう書面・証拠を提出するか,第2回期日をいつ開くかを決めるだけで,10分とかからないことがほとんどであり,2~3分で終わることもよくあるからです。

 

 

 わざわざご本人が出廷してもあんまり意味がないんですね。

 

 だから,三船さんは「仕事のため出廷しなかった」のではなくて,「代理人弁護士に任せて出廷しなかった」のだと思います。

 

 逆に,わざわざ出廷した高橋さんは,相当こだわりがあるんだろうなあと思います。

 

 

 


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5月 29 2013

三大離婚原因 ③浮気

 昨日の続きで三大離婚原因 ③浮気です。

 

 配偶者(夫あるいは妻)がいるのに他の異性と肉体関係(不貞行為)を持ってしまうと,原則として離婚原因になります。不貞行為をしていない側からの離婚請求が認められやすくなります(逆に,不貞行為をした側からの離婚請求はなかなか認められません。)。

 

 また,不貞行為以前に婚姻関係が破綻していた場合を除いて損害賠償責任を負います。慰謝料を支払う義務が生じる訳です。

 

 とはいえ,不貞行為の立証は意外に難しかったり,不貞行為の存在自体は認められても相手がお金を持っていなかったりして,現実に慰謝料を取り立てるには乗り越えなければならないハードルがあります。このあたりはまさにケースバイケースですので,弁護士等に相談してご自分の場合にはどのあたりまでいけそうか判断してみてください。

 

 

 


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5月 28 2013

三大離婚原因 ②暴力

 昨日の続きで,三大離婚原因②暴力です。

 

 

 これは論外ですね。程度にもよるのですが,離婚原因として訴訟になっても認められます。相手方が暴力の存否を争う場合に備えて,殴られたときに写真を撮り,また,医師の診察を受けて診断書をもらっておきましょう。訴訟では慰謝料請求をすることもできます。

 

 

 今まさに現在進行形で暴力を受けている場合には,警察や各種相談センターなどに相談する,周囲の方に相談するなど一人で抱え込まないようにしましょう。対処法はいろいろあります。

 

 

 暴力というと夫から妻への暴力が思い浮かびますが,妻から夫というパターンもあります。


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5月 27 2013

三大離婚原因 ①借金

 私が勝手に考える三大離婚原因・・・・・  借金,暴力,浮気 です。

 

 「そりゃ離婚になってもしょうがないでしょ!」と思える原因ですね。

 わかりやすい原因を3つ並べてみました。順番に見てみましょう。

 

① 借金

 「金の切れ目が縁の切れ目」と言ってしまうと寂しいですが,自営業を営んでいたが事業がうまくいかずやむなく破産する,というのならともかく,浪費(ギャンブル,買い物依存症等)が理由の借金であれば離婚したくなるのももっともです。

 

 

 

 でも,借金を抱えた夫婦でも仲の良いパターンを私は知っています。

 どんな夫婦だと思いますか?

 

 

 答えは,夫婦揃って金銭感覚が緩いカップルです。

 夫婦2人ともに借金があって,第三者から見ると「おいおい,どうするんだよ」という状況なのですが,夫婦2人ともにいまいち危機感がありません。

 私が見る限り,借金の問題でけんかしているようには見えず仲良しです。

 

 

 仲の良いのは結構なのですが,夫婦2人ともがひどい状況になる前に,なるべく早く弁護士のところに相談に行って借金問題を解決した方がよろしいです。

 

 

 ②暴力以下については明日書きます。

 

 


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3月 07 2013

離婚について講師をしてきました

 先月22日,愛知県司法書士会熱田・海部支部の研修において,私が講師として「離婚事件の実務」と題してお話をしてきました。

 司法書士の先生方を前にしてお話をさせていただくのは,一般の方に対してお話しするのとはまた違った緊張感もあり準備も大変でしたが,研修担当の先生をはじめとして皆様が温かく迎えてくださったため,何とかやりきることができました。

 

 貴重な機会を与えてくださりありがとうございました。

 離婚事件については家事事件手続法が今年から施行されるなど動きもあるところです。私も勉強を続けて行きたいと思っています。


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12月 17 2012

お金の問題をどうするか(離婚その3)

 少し間があいてしまいましたが,離婚問題その3です。

 

 離婚すると決めた場合,心配になるのが金銭問題です。

 

 まず,離婚に先立って別居生活になった場合,収入の少ない当事者(多くの場合は女性)は,相手方に対して「生活費を支払え」という請求をすることができます。「婚姻費用の請求」といいます。裁判所に調停を起こす場合には調停を起こした月の分からしか請求できませんので,早めに行う必要があります。

 

 離婚が成立した後,未成年の子どもを養育する側が請求できるのが「養育費」です。これについても任意の話し合いでまとまらなければ裁判所の調停ないし審判によって決めることになります。養育費はことの性質上,長期間にわたることも多いので,裁判所の調停によるか,公正証書を作成することによって,万一支払いがない場合には給料の差押えなどの強制執行ができる状態にしておくことが大事です。

 

 金額として一番大きくなることの多いのが,「財産分与」です。夫婦が共同生活を営んでいた間に築いた財産を原則半分ずつに分けるというものです。離婚成立後2年間は請求できます。

 

 慰謝料は,不倫や暴力が絡んでいるときに問題になります。それほど大きい金額にならないことも多いです。テレビで芸能人の離婚について「慰謝料」として紹介されているものは,実は財産分与であることも多く,金額も参考になりません。また,不倫や暴力に及んだ側が支払うものであり,支払うのは夫とは限りません。妻の側に支払い義務が生じる場合も普通にあります。

 

 熟年離婚の場合に大きな影響があるのが年金分割です。離婚成立後2年以内に請求しましょう。相手方との話し合いができない場合には裁判所に審判を申し立てることができます。

 

 このように離婚には多くの金銭問題が絡みますので,相談だけでもお近くの弁護士にされるといいと思います。家庭裁判所で調停中の方も,依頼するまではいかなくとも,不利な条件で調停を成立させることのないように一度はご相談されることをおすすめします。


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12月 10 2012

子どもの問題をどうするか(離婚その2)

2 子どもの問題をどうするか(親権,面会交流)

 未成年の子がいる場合,離婚するには必ず子どもの親権者を決めなければいけません。調停などになった場合,母親が有利かというと必ずしもそうではありません。また,経済力で決まるものでもありません。

 

  面会交流とは,子どもと一緒に住んでいない方の親が子どもと実際に会って交流することをいいます。この点についても直接の話し合いがつかなければ調停で話し合うことになりますが,最近では子どもと会う権利は非常に強く守られてきているようです。「あいつには会わせたくない」というわけにはなかなかいきません。


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12月 08 2012

離婚するのかどうか

1 離婚するのかどうか

 そもそも離婚すべきなのかどうか,この点については弁護士が決断を下せることではなく,当事者の方が自分自身で決めるほかありません。

 ただし,弁護士や周囲の人間でもアドバイスをすることはできます。離婚を切り出す側であれば,まず落ち着いて,どの程度離婚したいと考えているのか,離婚した後の生活はやっていけるのかなどについてじっくりと考えるべきでしょう。

 

 では,パートナーから離婚を切り出された場合はどうでしょうか?

 「離婚はかまわない。むしろ自分の方から言おうかと思っていたところだった。後は条件をどうするのかだ」という方は問題ありません。問題はそれ以外の方です。

 

 「離婚したくない」という場合でも,実はいろいろなパターンがあります。

 

 「もう一度やり直したい,仲良くやっていけないのか」という気持ちの場合には,その気持ちを相手に伝えていくことになります。

 

 そうではなくて,「もう仲良くやっていくことはできないが,離婚はしたくない」というケースもありえます。相手方に,不倫をした,あるいは暴力をふるっていたなどの事情があり(有責配偶者と呼びます),もうやり直すことはできないが,「相手からの離婚請求は認めたくない」,「離婚してしまうと生活費が支払ってもらえなくなり,経済的に行き詰まってしまう」といった場合です。夫婦の片方が離婚を求めていても,相手方が拒否した場合,かんたんには離婚はできません。こうした場合,調停でも話がつかないことになりますから最終的には訴訟(裁判)になるわけですが,相手方が有責配偶者でもない限り,別居期間がある程度必要になるなど裁判でも離婚が認められないケースもあります。このあたりはケースバイケースであり,自分の場合はどうなりそうかという点については,弁護士に相談しておおよその見通しを尋ねるべきです。


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12月 07 2012

離婚に関する3つのポイント

 今日は離婚について書いてみます。

 離婚する際には多くのことを考えなくてはいけませんが,法的には次の3つのポイントを決めることになります。

逆にいうといろいろ問題があるようでいて,突き詰めると次の3つの点にほぼ収斂されるのです。

 

1 そもそも離婚するのかどうか

2 子どもの問題をどうするか(親権,面会交流)

3 お金の問題をどうするか(婚姻費用,養育費,財産分与,慰謝料,年金分割など)

 

 上に書いた3つのポイントそれぞれについてどんな問題があるのかについては明日書こうと思います。


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